「カーボンフットプリント」とは、商品やサービスの原料調達から加工、運搬、廃棄等までのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガス排出量を二酸化炭素(CO2)の量に換算して分かりやすく表示したものです。直訳すると「炭素の足跡」となります。
例えば、缶飲料であれば、原材料となる砂糖キビの栽培や、アルミ缶の製造、内容物の製造時の電気の使用、商品輸送時の燃料の使用、廃棄・リサイクル時の処理過程など、あらゆる工程で温室効果ガスが排出されます。
このため、地球温暖化を防ぐためには、商品を作ったり、サービスを提供したりする際、「カーボンフットプリント」を小さくすることが重要です。
消費者が、このような商品やサービスを選択する消費行動の一つに、「エシカル消費」という考え方があります。これは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。このような消費行動をとる消費者は今後ますます増えていきますので、改めて自社が環境や社会に与えている影響を振り返り、環境や社会に配慮した経営に挑戦してみましょう!
【環境に配慮した消費行動の例】
・レジ袋の代わりにマイバッグを使う
・資源保護の認証がある商品やCO2削減の工夫をしている商品を購入する
・マイボトルを利用する
・食品ロスを減らす
・電球を省エネLEDに交換する
・地域のルールに沿ったゴミの分別を徹底する
出典:消費者庁エシカル消費特設サイト
出典:エシカル消費リーフレット(消費者庁)
地球温暖化を止めるためには、毎日の生活から排出される二酸化炭素(CO2)をできるだけ早く減らしていくことがとても重要です。
そこで「中央エコアクト」では、事業者の方々の負担にならずに簡単に省エネに取り組めるように、ランクごとに受けられる参加メリットを用意しました。未来の子どもたちのためにもまずは、「中央エコアクト」に参加して、身近なところからできる地球温暖化対策に取り組んでみませんか?
お知らせ お知らせ一覧
「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。日本人の1人当たりの食品ロス量は1年間で約38kgと推計されており、毎日、全員がおにぎり約1個のご飯の量を捨てているのと同じ計算になります(詳しくはこちら)。
国が今年6月に公表した資料によると、2022年度の食品ロス量は472万トンで、これによる国民1人当たりの経済損失は約3万2千円、温室効果ガス排出量は約83kg-CO2にもなると推計されました。さらに、食品ロスによる温室効果ガス排出量(1,046万t-CO2/年)は、家庭での冷房使用に伴う温室効果ガス排出量(680万t-CO2/年)の約1.5倍と推計されており、食品ロスを8%減らすと、エアコン設定温度変更と同等のCO2削減効果が得られると試算されています。
出典:消費者庁公表資料
国は、「2030年度までに、食品ロス量を2000年度の980万トンから半減させる」という目標を掲げていますが、2022年度の食品ロス量が472万トンになったことにより、目標を前倒しで達成したことになります。しかし、経済損失や地球温暖化への影響のことを考えると、今後さらに食品ロスを削減していくことが重要です。飲食店や小売店の皆さまは下記を参考にぜひ取り組んでみてください。
【飲食店における取り組み】
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/170516.html
【小売店における取り組み】
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/keihatsu.html
国や都は、脱炭素化の取り組みに対して、様々な助成制度を設けています。
「中央エコアクト」では、このような助成制度の一覧表を掲載しています。本日、この一覧表を新しく更新しましたので、是非この機会にご覧ください。
また、「中央エコアクト」では、この一覧表に掲載されている助成制度を活用して申請すると、1件当たり500ポイントを貯めることができます。上手に取り組みながらランクアップを目指してみましょう!
皆さまこんにちは、中央区環境課です。
電力会社の切り替えは、「手間がかかる」、「どこの会社がいいか分からない」、「再エネ電力って高そう」、このようなお悩みはありませんか?
このたび、中央区と再エネ電力の利用促進に関する連携協定を締結している株式会社エナーバンク主催で「首都圏再エネ共同購入プロジェクト」を開催します。
当プロジェクトは、競り下げ方式によるリバースオークションを実施し、再エネ電力を安価で提供できる電力会社を見つけることができるものです。
実際に中央区では、過去にリバースオークションを実施し一部公共施設の電気を再エネ比率100%に切り替え、約4.9%の電気料金削減に成功しました。
また、中央区内の事業者の方が、エネオクを活用して再エネ電力を調達した場合、次の3つの特典があります。
①「エネオク」で再エネ100%電力切替 ⇒「中央区エコアクト」でポイント獲得
中央エコアクト(事業所用)では、「再生可能エネルギー100%電力への切替え・継続」をし、申請すると、「年1,000pt」が獲得できます! (※ポイント獲得には中央区エコアクトで申請・承認が必要です。)
ポイントが貯まりランクが上がると、例えば…「自然エネルギー及び省エネルギー機器等導入費助成額の上乗せ」や「エコアクトホームページ内に事業所紹介ページを作成」、「区ホームページへのバナー広告掲載料金1ヶ月免除」といった特典が受けられます!
② 脱炭素率先事業者として区HPで公表
エネオクを活用して再エネ電力を調達した事業者を、脱炭素化率先事業者として区HPで公表します!(社名及び使用する電力の再エネ比率を公表)
③ 「ゼロカーボンシティ中央区宣言」ピンバッジ付与
エネオクを活用し、再エネ電気に切り替えた事業者に「中央区ゼロカーボンシティロゴマークピンバッジ」3個を贈呈します!
皆様、ぜびこの機会に、「エネオク」と「中央区エコアクト」を活用して、再生可能エネルギー電力への切換をしてみませんか?
区内事業者の皆様のご参加をお待ちしております!
「首都圏再エネ共同購入プロジェクト」専用サイト
https://www.enerbank.co.jp/shutoken-joint-purchase/
<配信元>
中央区環境土木部環境課ゼロカーボン推進係
<プロジェクト問い合わせ先>
株式会社エナーバンク
℡03-6868-8614(受付時間/平日10時~17時)
続きを読むいつも中央エコアクトをご利用いただき、誠にありがとうございます。
日々省エネ活動に取り組まれている皆様におかれましては、エネルギー消費量等の記録を行っていることと存じますが、この度、ガス不使用の場合にガスの使用量の入力を省略するため、システムを変更いたします。そのため、削減率に基づくポイント付与にあたっては、以下のとおり設定の変更を行う必要がございますので、必ずお手続きいただきますよう、お願い申し上げます。
システム変更時期
令和6年7月1日(月)
変更点
ガス不使用の場合は、以下の設定を行うことで「エネルギー消費量等の記録」における、ガスの使用量の入力が省略されます。
※電気使用量の検針票をアップロードすることで、電気使用量から算出したエネルギー消費量をもとに、エコアクト開始前の同月のエネルギー消費量に対する削減率に応じたポイントが獲得できます。
変更が必要な設定
ガス不使用の場合、
「ガスの種類を変更する」からガスの種類を「ガス不使用」に変更
→ガスの設備がないことがわかる建物の設備仕様書やオール電化の電力プランの契約書など、証明書類のご提出をお願いいたします。
注意点
システム変更後は、ガスの使用量を登録する前に、ガスの種類の変更をお願いいたします。
ガスの種類が「ガス不使用」以外の場合は、ガスの使用量に「0」を入力しても、検針票のアップロードがなければ削減量に応じたポイントを獲得することが出来ません。