ZEB（ゼブ）は、Net Zero Energy Building（ネット・ゼロ・エネルギー・ビル）の略称です。環境省によると、「快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物」とされています。

事業所では、様々な活動が行われているため、純粋に消費するエネルギーの量をゼロにすることはできません。ですが、まずは建物の断熱化などで「省エネ」を行い、次に建物に設置した太陽光発電設備などで「創エネ」を行うことによって、建物で消費するエネルギーをすべて賄うことができ、エネルギー消費量を正味（ネット）でゼロにすることができるようになります。

このようなZEBは、新築の建物に限られるという印象があるかもしれませんが、汎用技術の組み合わせによって既存の建物をZEB化するケースも多く見られます。

下記のページを参考に、事業所のZEB化を検討してみませんか。

なお、ZEBは、ゼロエネルギーの達成状況に応じて、「ZEB（ゼブ）」、「Nearly ZEB（ニアリーゼブ）」、「ZEB Ready（ゼブレディ）」、「ZEB Oriented（ゼブオリエンテッド）」の４種類に分類され、いずれのZEBへの改修・改築もポイントの獲得対象となります。

〔参照〕

○ZEB PORTAL［ゼブ・ポータル］改修によるZEB化（環境省 WEBサイト）